ダメダメの元は?

こんばんは。
アポロ情報工業の岩永です。
別名「元スーパーダメダメ公務員」
今日は、なぜ「ダメダメ」だったのか?少し掘り下げたお話です。
戸籍係就任初日・・・嵐のようなスタートになりました。
まずは次の4コママンガをお読みください。

4コマまんがはご覧頂けましたか?
就任初日から、係長とはいえ未経験者を窓口に立たせるなんて、役所って薄情な所だと思いませんでしたか?
実は、厳しいスタートにしてしまった原因が自分にあったと思っています。
私は市民課(戸籍係は市民課に所属)の前は、その隣の国保年金課にいました。
どこのお役所に行っても、市民課と国保年金課は隣り合っている事が多いようです。
私が市民課に異動する前の国保年金課は医療制度が大きく変わり、それまでの「老人保健制度」から現在の「後期高齢者医療保険制度」に移行するところで、業務が旧制度継続と新制度開始が重なり、かなりのハードワークでした。
そして、部屋が狭い!
国保連合会という所からレセプトという紙データが毎月10万枚くらい送られてきて、それを見ながら作業をしていました。
狭い部屋でかなりのハードワーク。課内のストレスがハンパない状況。
そこへ「泣きっ面に蜂」の出来事が。
新しい課(介護保険課だったか…忘れました。)を作るので、国保のスペースをさらに狭くするというお達しが下ったと。
頭の血管が「ブチッ」と切れる感覚が・・・あったような、無かったような・・・
ふと隣の市民課を見ると、広々としたスペースで余裕の仕事っぷり・・・の様に見受けられました。
そこで、体育会系の私は課長が止めるのも聞かず、市民課長へ直談判に行ってしまいました。
あくまで最初は冷静に。そのうち、全く聞く耳を持ってくださらないので訴えました。
「本当に狭いんです!みんな狭すぎて仕事にならないんですよ。市民課さんだって少しはスペースを分けて下さっても良いでしょう!」と、まぁデカい声で。
なんてったってバレー部だし、カラオケも大好きですから声だけは響きましたよ。
市民課中・・・いや国保年金課を含めた1階フロア―全体に。
相手の心には響きませんでしたけど。
アウェイ状態。市民課の方々全員を敵に回す環境のできあがり。
今になって思えば、デールカーネギーの「人を動かす」という本の知識があれば多少は違っていたかもしれません。相手の自己重要感を尊重するという考え方です。
そして、その出来事から3か月後の4月に「市民課戸籍係長」を拝命しました。
タチの悪いジョークの様で笑うしかないですが、本当に異動したくありませんでした。
システム開発に至るこの続きは、また。今日はこの辺で。